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塩谷 舞

長い闘病生活を送った母を見送った姉妹・つばめとつぐみ。
母の介護を続けてきた姉のつばめは40歳を目前に未だ独身、妹のつぐみは仕事先と家を往復しているだけに見える姉を心配し、恋人・渉の職場の先輩・集とのお見合いを計画する。
つぐみと渉の思惑通りに交際を始めたつばめと集。しかし、集の決意のプロポースをつばめは断ってしまう。
どうしてつばめはプロポーズを断ったのか、理由を探っていく中で、言葉には出せない4人の思いが浮かび上がる。

4人の登場人物が交わす、本音と建前の揺らぎ。
「声にならない言葉」によって追い詰められていく人間たち。
「声にならない言葉」を想像し、慮ることでかえって事態は窮屈になっていく…。
思いやりと気づかいの間で押しつぶされる、
現代人のコミュニケーションを題材にした悲喜劇。

日本演出者協会主催若手演出家コンクール2014最優秀賞記念公演として2016年3月に東京・下北沢「劇」小劇場で、4月にはシアターZOO提携公演として札幌で上演した。
 

CAST

STORY

温水 元
成田 愛花
深浦 佑太

撮影:西岡真一

Fukaura Yuta

Shiotani Mai

Nukumizu Gen

Narita Aika

STAFF

舞台監督:上田知 平岡希樹(現場サイド/三重公演)  照明:山本雄飛
演出助手:相馬日奈 小道具:木村愛香音  制作:小室明子(ラボチ)

 

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