【帯広日誌】進化
何度稽古をして何度本番を乗り越えても
気づくことはたくさんあるんですね!!
今日の稽古で改めて思ったことです。
それに加えて、それぞれ役者さんの中でも、帯広公演へ向けて自分の役ともう一度向き合っています。
塩ちゃんさんは、北神先生をもう少しクールな人にしようと考えたところ、深浦さんバージョンの国光とキャラがかぶるから断念した…とおっしゃっていて、なるほど…と思いました。
そして深浦さんは深浦さんなりに国光の人間像があって、スーパークールなことには意味がありました。桃太郎の周りの登場人物がどういう人 間かということによって桃太郎がどう見えるかが変わってくるんですね。そこまで考えて演じられているみなさんの背中を追ってスライド出しをしています。
また、演出の面でも進化が。
桃太郎と杏のお父さん柿右衛門が、言い合いになるシーン。桃太郎はさっきまで喋ってたのだから杏は生きてると素朴に主張するのに対して、お父さんは桃太郎に倫理的に言われていると思い、話が噛み合わないままぶつかる。これを舞台上で起こせるよう今まで以上に意識します。
まだまだこの果実!美味しくなりそうです!!!!!!!!!!!!!!!
ラストシーンをじーっと見つめる親子(^ ^)